おしっこを飲んでみた。尿でうがいも。どんな味?メリットは?

「最後は「免疫力」があなたを救う!」/堀泰典・安保徹

という、扶桑社新書を読んでいた時のことです。

口呼吸はよくないので治しましょう。

口呼吸を治すためのとっておきの方法は…

という文脈で、以下のような文章を目にしました。

うがいをしましょう。

朝一番の自分の尿がいいようです。

ふぁっっ??!自分の尿がいいだって!!???

一瞬目を疑いましたが、見間違いではありませんでした。

続けて、尿療法で一時有名になった中尾良一氏の名前を出し、

尿の有効性を簡単に説明したのち、

無料ですので試してはいかがでしょうか?

という言葉で締めくくられていました。

これは完全に挑発されている…

これが、

おしっこでうがいをする(ついでに飲む)

ことを決めたきっかけでした。

おしっこの味は複雑ですごい!!

さっそくうがいをしてみることにしました。

精子を飲むこともお手のものなので、

おしっこもそんなに抵抗を感じません。

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やはり衛生面を考えると直飲みがベストだろうと、

お風呂に入った際に、直に口に入れてみました。

この時に

僕は初めておしっこを口に入れましたが、

あまりに複雑怪奇な味にびっくりしました!

その時のおしっこの状態(濃さ)にもよりますが、

おしっこは口全体にかなり強い刺激が広がります。

そして、

おしっこ、いろんな味がします…。

おしっこは塩辛い(しょっぱい)

まず、

おしっこを口に含むと、塩分のからさを強く感じます。

ええっっ!!? おしっこってこんなに塩辛いの??

たぶん飲んだ人のほとんどの人が、塩分の強さにびっくりすると思います。

おしっことしてこんなに塩分が排出されていたのか…と。

その時のおしっこの状態によって、

塩味がきつい時と薄い時の差が結構あります。

マイファーストおしっこはかなり塩分効いてたので、

衝撃もひとしおでした。

塩分が強い時の味は、

塩水でうがいをするために水に塩を入れようとして、

うわぁ、これ完全に塩入れすぎちゃった!って

あわてる時くらいの塩辛さです。

飲み物に例えようと思ったのですが、

うーん、近いものを思いつきません。

他に何かに例えられないかと考えていたら、

…ありました。

海だ!! 海水!!

あれは海の、海水のしょっぱさです。

おしっこは母なる海の味がしました。

おしっこは苦い

そして、からみと共にやってくる

もう一つの大きな波があります。

それが苦みです。

これはアンモニアの苦みなのでしょうか?

不快な苦みが口に広がります。

苦みがある食べものってそんなに多くないと思います。

食べものだと、ゴーヤとか高カカオチョコとか…

飲み物だと、ビールとかコーヒーとか…

薬だと百草丸なんてのもあります。

パッと思いつく程度だとだいぶ限られます。

おしっこの苦みは、

ゴーヤや百草丸ほどの強い苦みではありません。

苦みのレベルはさほど高くありません。

しかし、

なんとも邪悪な苦みがあります。

イメージとしては、

水に溶けたタバコの吸い殻のにおい、です。

喫煙所で沢山の吸い殻によって

水の色がすっかり茶色になった吸い殻入れ

そこから漂ってくるくさい苦みの味です。

ちなみにわたくしタバコはもう20年近く吸っていません。

だいぶ不快な感じは伝わったかと思います。

「ゴーヤの苦みがたまらないわ♡」

という苦い食べものが好きな人でも、

おそらくこのタイプの苦みは厳しいのではないでしょうか。

苦みに関しても

その時のおしっこの状態にもよりますし、

もちろん人によって個人差があるので

一概には説明できません。

苦みのほとんどないおしっこの時もあります。

おしっこはくさい

おしっこのにおいというのは分かると思います。

おそらくアンモニア臭ですよね。

あのそのままの味も口に広がります。

やっかいなのが…後味です。

おしっこを一度口に入れると、

いつまで経っても、

口からおしっこのにおいが抜けません。

うがいをしても、彼らは消えません。

しつこく口の中に居座り続けるのです。

おしっこを口に入れて一番厄介なのがこれです。

おそるべしおしっこです。

まとめると、おしっこはまずい

ご想像通りだと思いますが、

口に含んでみた結果分かったのは、

おしっこはまずいということです。

おしっこを口に含むと、

塩辛さ(しょっぱさ)・苦み・くさみ

が混然一体となって口の中に広がります。

よくぞまあこんなに複雑な味わいを作り上げたな、おしっこよ

と感心してしまうくらいの味わいを持つのがおしっこです。

おしっこは本当にパンチの効いた味をしています。

精子の味の比じゃありません。

おしっこに比べたら、精子なんてほとんど無味です!

おしっこ飲むくらいなら精子飲んでたほうが100倍いいです。

冗談抜きで精子が美味しくすら感じます。

おしっこ飲むよりよっぽどハードル低いので、

まだ精子を飲んでみたことがない方は、

是非一度どうぞお試しください。

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おしっこでうがいしてみた・飲んでみた

もうおしっこを口に含んでしまった以上、

うがいをすることは簡単です。

ただ、

口に入れたおしっこのまずさを痛感してしまった以上、

飲み込むのはちょっと勇気がいりました。

もうすでにおしっこの味を舌で堪能済みなので、

飲み込んでも特に何があるわけでもありません。

ただ、まずいというだけです。

読んだ新書では「おしっこでのうがい」をすすめられただけで

別に飲尿をすすめられたわけではなかったなぁ…

とおしっこを飲み込んでから、ふと思うのでした。。

おしっこを飲むメリット

こう書いておきながら、

僕にはおしっこを飲むメリットが分かりません。

実際おしっこを飲んでみても、メリットがある気は全くしませんでした。

飲尿療法自体、科学的根拠があるわけではありません。

おしっこを飲むことで何らかの効果があった!

という体感があればやったらいいと思いますし、

なければ、無理に飲む必要は全くないと思いました。

僕は、あの塩分をまた身体の中に戻すのが

どうしても身体にいいとは思えませんでした。

頑張って「うがい」までかな…という感じです。

ただ、

おしっこを飲むメリットはないけど

おしっこを口に含むメリットならある

と強く思いました。

実際口に入れてみて分かったのですが、

おしっこの味はその時の体調や尿の状態でだいぶ違います。

毎日数回必ず出るおしっこの味を毎日観察していたら、

自分の健康状態をかなり正確に把握できるのではないか?

ということです。

とはいえ、

どういう味の時はどんな状態なのか?

それすら分からないところから始めるわけなので、

おしっこの味で自分の体調を把握できる境地に至るまでには

かなり長い期間、おしっこを味わい続けなければなりません。

それに抵抗がなければ、

おしっこテイスティングはおすすめできます。

おしっこを飲むデメリット

デメリットは…第一にまずい。

そして、おしっこ飲む効果が全く分からないというところです。

身体によい可能性もありますが、逆に悪い可能性も十分考えられます。

健康の悩みが改善したなどの体感があれば

やってもいいかもしれませんが、

実は身体に悪い影響を与えているという可能性も否定できません。

飲むことによる健康面でのデメリットは分からないので、

ひとこと、自己責任で!

というところですね。

まとめ

おしっこは想像以上にまずい。

これが結論です。

精子は好んで飲めますが、

おしっこは好んでは飲みたくないかなぁ

というのが率直な感想です。

あの不快なくささがずっとあとを引くのが本当に残念で、

せめて後味さえ悪くなかったら…というところです。

ただ、

おしっこテイスティングは極めてみたくなったので、

毎日おしっこテイスティングだけは

しばらく続けてみようと思っているコンドウでした。

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