コンドウ部キャプテンのコンドウです。
「きもちよいこと」を求めてサウナにたどり着き、サウナの魅力にハマって数か月。
現在も週1~2回はサウナ通いしています。
ところで、
私は毎回この感覚に襲われます。特に1回目の水風呂のあとに。
私はこれがサウナで得られる「ととのう」という感覚だと思って、毎回この感覚を楽しみにサウナへ通っていたのですが、
この感覚ホントに大丈夫なのかな?体に悪くないのかな?
とふと思う瞬間があり調べてみたところ、
どうもこれは「ととのう」感覚ではなく、「ヒートショックによるめまい」というやばい感覚かもしれないという結論にたどり着きました。
Contents
ヒートショックとは
「急激な温度差によって血圧が乱高下したり脈拍が変動すること」を言います。
冬場にお風呂に入る時など突然倒れてそのまま亡くなる人がいますが、ヒートショックによる脳卒中や心筋梗塞が原因であることが多いです。
入浴中のヒートショックによる死者はほとんどが高齢者で、年間1万人を超えると言われています。
最近よくテレビでも情報番組などで「入浴の際には極力温度差を少なくする工夫をしましょう」と注意喚起されていますよね。
サウナから水風呂の温度差って、お風呂に入るとかいう温度差のレベルではないですよね。
ものすごい温度差。間違いなくヒートショックは起こっているはずです。
トリップ感覚はヒートショックによるただの「めまい」かも
サウナを出てすぐに水風呂に浸かり休憩すると、私はいつもこんな感覚に襲われます。
・頭がぐるぐるとまわって急激にお酒に酔っぱらったような感覚
・体がふわふわと宇宙に漂うような無重力状態
・視界が定まらず、世界が回って見える
これね、実に気持ちいいんですよ。
なぜかというと気持ちの悪さが全く伴わないから。
数分くらいで終わる感覚なのですが、吐き気や気持ち悪さのようなものが全くない。
だからこのトリップしたような感覚が癖になってサウナにハマった経緯があります。
でも言われてみれば、これただの「めまい」じゃないかと・・・。
どう考えてもヒートショックの症状じゃないかと思うんです。
そのうちバタンと逝ってしまうかもしれない。
そう考えると、このトリップの感覚が急に怖くなってしまいました。
実践したヒートショック対策
とはいえ、サウナにすっかり魅了された私。
そう簡単にサウナをやめようという気にはなれません。
サウナを続けるために、いかに体に負担をかけないで楽しむかを考え実践することにしました。
サウナから水風呂の間に数分休憩を入れる
これまでサウナから水風呂に直行していましたが、温度の急激な変化がヒートショックを引き起こすということなら、ここにめまいの原因があるはず。
ということで、
サウナから出たら数分間イスに座りある程度体を冷ましてから、水風呂に浸かる方法に変えてみました。
すると、
あのきもちのよい最高のトリップ感覚を味わえなくなったのは寂しいですが、これならめまいがほとんど起こらないことが分かりました。
体への負担がかなり軽減されたといってよいのではないでしょうか。
ただ、サウナから水風呂に直行した場合、体の表面に温かい膜が張り水風呂の中でも不思議と体が温かいという感覚でしたが、少し体を冷ましてから水風呂へ入ると、一気に体の芯まで冷たさが伝わってきて少しの時間でも寒くなります。
これによって水風呂に入っている時間も短くなるので、より「めまい」が軽減されている部分があるのかもしれません。
ゆっくり水風呂に浸かる
よく水風呂に飛び込む人がいますが、あれホントやめたほうがいいです。
冷たい水に負けない強い男アピールだったらホントやめたほうがいいと思います。
どう考えても体の負担が大きいだけで全く良いことはありません。
周りの目など気にせず、ゆっ~くりと無理せずに浸かりましょう。
サウナから直行すると比較的冷たさが軽減されるのですが、水風呂前に少し休憩を入れると入る際より冷たさを感じるので、一気に水風呂に浸かりにくくなって一石二鳥です。
水風呂のあとも休憩を入れる
水風呂のあと、またすぐにサウナに入る人も多いと思いますが、私は水風呂後はゆっくり10分以上の休憩をいれます。この時間がまさに至高だと私は思っています。
水風呂からサウナへ直行はこれまた極端な温度変化になるため、ヒートショックの原因になり体に大きな負担がかかると思われます。
もし休憩を入れない場合も、水風呂から上がったら少しだけでも時間を置いてある程度体の冷たさを戻してからサウナに入るべきだと思います。
休憩時に必ず水分補給をする
当たり前のことですが水分補給です。
私は必ず休憩ごとに水分補給をしていましたが、それでも「めまい」は起こっていました。
サウナでは発汗によって体内の水分がかなり失われてしまい、血液がドロドロになってしまうので、そういう意味でも水分補給は基本です。
まとめ
サウナ水風呂のあとの「きもちよい」トリップ感覚はただのヒートショックによる「めまい」で、実は危険かもしれないということに気が付き、ヒートショック対策を始めました。
あの「きもちよい」トリップ感覚を捨てるのはとても惜しかったですが、私も40代と若くないので、長くサウナを楽しむためにも無理のないサウナの入り方が必要だと思いました。
ヒートショックで亡くなる人のほとんどが高齢者なので、高齢の方は特に注意が必要です。
健康に良いとされるサウナも入り方ひとつでとても危険なものになると思います。
しっかり自分の身体をいたわりながら、サウナを楽しみましょう。
よいサウナライフを!