オルガ・ベルルッティの名言に学ぶ自分磨き

「靴を磨きなさい、そして自分を磨きなさい」

これは、

フランスの超高級紳士靴メーカー「ベルルッティ」

4代目当主マダム、オルガ・ベルルッティの名言です。

彼女は色の魔術師と呼ばれ、

彼女がデザインする靴は「靴の宝石」と言われます。

ベルルッティが主催する「クラブスワン」というパーティーがあります。

(クラブスワンの名称は、マルセル・プルースト「失われた時を求めて」のスワン家に由来)

1992年から始まったジェントルマンが集うこの夜会、

ディナーのほかに靴磨きのレッスンがあります。

このレッスンではベルルッティ流の手順で靴を磨き、

仕上げに高級シャンパンで靴を磨くのが恒例になっています。

2015年に東京港区の「游庵」で行われた「クラブスワン」では、

中田英寿がホスト役となり、たくさんの著名人が参加していました。

また、2019年には東福寺で開催されました(日本での開催は3回目)。

話を戻して、

「靴を磨きなさい、そして自分を磨きなさい」

この言葉が何を言っているのかというと、

もてる男はよく手入れされたきれいな靴を履いている

ということです。

靴を見ればその人のひととなりがよく分かります。

靴の汚い女性はすぐやらせてくれる

ナンパの世界では有名な話です。

靴が汚い女性はだらしない

つまり

性に対してもだらしない

こういう理論です。

靴を見ればその人の人間性が分かるというのです。

靴が汚い人は、物を丁寧に扱わない人とみなされます。

ヨーロッパでは物の扱い方で人を判断する習慣があります。

ヨーロッパでは長い間ずっと戦争をしてきた歴史があり、

自分の命を守るために目の前の相手が敵か味方かを見極めることがとても重要でした。

そのため人を見極めるスキルが発達してきたのです。

ヨーロッパの人は、

物の扱い方が雑な人間=人の扱い方も雑な人間

という判断をする人が多いのです。

靴が汚い人は物の扱いが雑。

すなわち女性の扱いも雑だと思われてしまうのです。

いくら全身をブランドで固めていても、

靴が汚い人は物を粗末にしか扱えない人間であり、

女性を大切にできない人間だと判断されるということです。

もしあなたが異性にもてたければ靴を磨くところからはじめましょう。

それはすなわち自分を磨くことにもつながるのです。

靴を磨くことで自分自身も磨かれていくような気持ちになれます。

また、靴のきれいさは心のきれいさに比例します。

「靴を磨きなさい、そして自分を磨きなさい」

オルガ・ベルルッティのこの言葉。

自分磨きをしようとする人にとって非常に大切な意味を持ちます。

覚えておいて損はありません。

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